整体師ムラタをはじめるまで②

病院に行っても原因が分からない！
痛みや不調で仕事に不安がある
ガチガチの首、肩、腰、おなか、股関節
＼もう悩まない！あなたを生かす／
働き盛りが快適なカラダを手に入れる
整体師ムラタ　星加サユリです。

②整体を仕事に。　上司や先輩、お越しの方から学ぶ

私が独立するまでの道のりを記事にしています。
先回は、①整体を仕事にするまで。　カラダが気になる性分だったムラタ(リンク)で整体を学んだ時期のことまでを書きました。今日は②整体を仕事に。　上司や先輩、お越しの方から学ぶ時期をとりあげ、迷いながらも整体を仕事にし働いた時期のことを書いていきます。

先生のもとで学ぶ中、先生が一般の方を練習台に何度か呼んでくださるようになりました。何度となく施術した友人達のカラダとは違いました。

知らない方のカラダをイチから施術する事の緊張と、難しさを感じました。けれど、もっと知りたい。もっとできるようになりたいと。仕事にすることには前向きでないのに、施術に関しては、なかば欲のような物を感じました。

そこで、仕事として取り組むかどうか、もう試してみるのが一番だと思いました。女性の施術者ばかりが整体・もみほぐし・オイルトリートメントを行うお店を先生から紹介していただき働きはじめました。

お陰様で、お越しの方に沢山の指名をいただき、施術をさせていただくことができました。

その中で、もみほぐしやオイルトリートメントは心地良さを求めてお越しいただく方が多くお客様という感じがしました。お客様の評価も「たくさんやってくれてありがとう」「一生懸命してくれるね。気持良かった」と、お褒めいただくことが多いように感じました。

それに対し、整体に来られる方は、痛い・動けない・どこに行っても良くならないなどの、お悩みがあって
「前より痛くないけど、ここが痛い」
「かなり調子はいいが、以前の調子に、いま一つ戻り切らない」
というように、良い成果も認めてもらいつつも、おカラダに残る課題については率直に教えていただき、今後どうしていくか共有する必要がありました。

私のやる気や一生懸命さを大いに評価してくださるのは、とてもありがたいです。しかし、ご自身が実感する喜ばしい変化を元に、今後のおカラダの課題に共に取り組むことに向き合いたいと思いました。

また、医師ではない整体師は「治った」とは言えません。お越しの方がご自分のカラダの変化をはっきり実感し、それをもって施術者を評価して、今後もカラダの悩みを依頼するか決めるという流れが明確な事が、私にとっては、仕事とするうえでしっくり来るようでした。

そんな風にして、整体をより深めたいと決め、次の職場を、医療資格保持者も勤め、会社自体が年単位で学ぶ整体学校も運営する整体院に決め、転職と共に引っ越しをしました。

転職後は、より痛みや辛さを抱えた方が来るお店で経験を積むことになりました。
病院や接骨院で働いていた先輩が専門書をたくさん貸してくださって、仕事の空き時間や、仕事終わり、休みの日に読み進めては、質問したり、検査法を実際にみせてもらったりと、ありがたい毎日を過ごさせていただきました。

また、各院の院長たちは、長年、朝から夜遅く時間外まで予約が一杯(超ハード)という働き方は多くのことを学んだり、考える機会となりました。長時間の施術が続く毎日でも、カラダへの好奇心を失わない院長のモチベーションの高さは今でも忘れません。

その後、院内の施術メニューの流れを作成する機会をもらったり、経験を積む中で、おなか(内臓)の施術をより学びたいと思うようになりました。

そこで、関西(私は愛知県で暮らしていました)の修行先の当てを付け、退社の準備と引っ越しの準備を進めたのですが、直前で価値観の大きな違いが分かり、関西へ行くことを諦めることにしました。

その時は、新天地のその後ばかり考えていたので、自分で決めたこととはいえ、急に取りやめになった状態に混乱しました。

当時の勤務先にとどまるのか？
「勤務時間が12時間近くと長くハードで、時間外まで働いても生活して行くのがギリギリのお給料と週一のお休みで、セミナーに行くのもままならない生活に未来はあるのか？」
では、新たに転職するのか？
はたまた独立するのか？迷いました。

迷った当時の私が考えたのは、最初の先生、会社の先輩や上司から共通して学んだ『結果を出し続けるには、ずっと学ぶ』ということでした。予定していた学ぶ先が無くなったとしても、どの道、整体を続ける以上は学び続けるしかないのだ。それは、独立しようが勤めに出ようが一緒ということでした。

そこで『店がダメなら、またお勤めに出ればいいのだから、失敗は早いに越したことが無い』と、まだやったことのないお店を(いつ閉めてもいいよう、小さく小さく)始めることにしました。

と言っても、店を開くには物件も必要ですし、最低限こんなお店にしようというささやかな方向性が必要なので、取り掛かって退職予定の2ヶ月後までに事が運ばなければ退職を延長させてもらえることになりました。

長くなるので、今回は触れていませんが、はじめの先生に始まり、整体デビューをさせていただいたお店で出会い『ムラタさんは整体がいいよ』と背中を押してくれた先輩、修行させていただいた整体院の先輩や、総務の母の様な上司の方。

そして、先々でおカラダを任せてくださったお越しの方達と、多くの素晴らしい方に支えられ、整体師人生を歩むことができたことを改めて思い出し、中には、今でも関わりが持てている方がいることに、改めて感謝の気持ちが沸き上がります。

本当にありがとうございます。

 

次回は、いよいよ独立の準備を進めていった時の話です。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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